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年長担任の「送り出す責任」は、教えることでは軽くならない

執筆者の写真: 久美子 加藤
久美子 加藤
4 日前
読了時間: 2分

年長クラスの担任の先生に、読んでほしい話があります。

就学までにできるようにさせておかないといけない。座る、聞く、書く、そろえる。保護者にも小学校にも見られていると思うと、自分の焦りがそのまま声に出てしまう。そういう一年ですよね。


四月までは、できなくてよかったことが

ある年長担任の先生に、こう言われたことがあります。

「送り出す責任が、秋から急に重くなって」

四月まではできなくてよかったことが、秋になると、間に合わせるべきことに変わる。子どものほうも、その空気を敏感に感じ取っていました。


教える人を、ひとり減らす

その先生にすすめたのは、活動のリーダーを子どもに任せることでした。

先生が前に立つのをやめて、順番にひとりずつ前に出てもらう。教える人がいなくなると、子どもは周りをよく見て、自分で判断しはじめます。


就学前に本当に要るもの

座る、聞く、書く、そろえる。どれも「言われたとおりにできること」です。

でも就学前に本当に要るのは、言われたとおりにできることではありません。自分で決められることのほうです。

先生が前に立って教え続けるほど、子どもは「言われるのを待つ」姿勢が強くなります。教える人を減らすと、逆に育っていきます。


焦る時期に、ひとつだけ変えてみてください

いつも先生がやっている役割を、ひとつだけ子どもに渡してみてください。

リーダーでなくても構いません。合図を出す役、順番を決める役。小さな役割からで十分です。


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