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じゃんけん列車で泣く子がいても、やめなくていい

執筆者の写真: 久美子 加藤
久美子 加藤
10月17日
読了時間: 2分

じゃんけん列車を、いつのまにかやらなくなった園は多いと思います。

負けた子が泣く。後ろにつくのを嫌がる。列が崩れて収拾がつかなくなる。楽しいはずの遊びなのに、終わったあとに疲れだけが残る。それで自然と選ばなくなっていきます。


やめなくて大丈夫です

変えるのは、じゃんけんそのものではありません。音のほうです。

ピアノが鳴っているあいだだけ歩く。止まったら、近くの子とじゃんけん。これだけで、勝ち負けの前に「音を聞く時間」が入ります。

負けた子は、列の後ろにつくのではなく、先頭の子の肩に手を置きます。順番が上下ではなくなります。


泣く理由は、負けたことではありません

泣く子が出るのは、負けたから、ではありません。負けたことが、みんなに見えるからです。

ふつうのじゃんけん列車は、一人ずつ順番に対戦します。負けた瞬間が、全員の前で起こります。

音が止まった一瞬に全員が同時にじゃんけんをすると、誰が負けたかが目立ちません。見られていないので、恥ずかしさも小さくなります。


定番の遊びをやめる前に

定番の遊びをやめると、子どもが楽しみにしていたものが一つ減ります。

やめる前に、音を足すだけで続けられないか、探してみてください。じゃんけん列車だけでなく、椅子取りゲームやフルーツバスケットも同じ考え方で続けられます。


明日、音をひとつ足してみてください

ルールを大きく変える必要はありません。開始と終わりの合図を、言葉ではなく音に変えるだけです。

遊びを変えるのではなく、聞くきっかけを増やす。それだけで、やめなくて済む遊びが増えていきます。


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